●5日目 2019年5月3日(金) 夕方(リトアニア日付)
疲れながらカテドゥロス広場を観光した続きです。
カテドゥロス広場がヴィリニュスの中心地ということだけあって近くの通りには多くのレストランがあって賑わっていますね。
でもこの細い通りに入ると一気に人がいなくなります。ただこういうヨーロッパの小路が良いのですよ。
リトアニアでもいなくなった猫を探すのに張り紙使うんですね。
猫好きとしては協力してあげたいので、ここから猫居ないか意識しながら観光しました。ただ見つけられたとしても飼い主に報告はできませんけど。
あと猫の名前も読めない・・・。シーレかな。
水溜りに映るリトアニアの空。
そして到着したのが聖アンナ教会。15世紀末に建てられた後期ゴシック様式の教会で、炎の燃え上がるという意味のフランボアイヤン様式の傑作とされています。
目の前に現れた瞬間「すげぇ・・・・」の一言しか出ませんでした。ヨーロッパでそれなりに教会は見てきましたが、この外観の教会はトップクラスの感動です。
建設には33種類の形が違うレンガが使われています。建設から500年以上経っても当初の姿を留めています。500年以上ってのが凄いです。
隣にある鐘楼は19世紀のものです。
聖アンナ教会の内部の様子。大きな外観とは違って入れるところは思ったより小さかった印象です。
しかしやはり外観の衝撃が凄すぎて内部の印象はあまり覚えてないですね。何故かあまり写真も撮ってないです。
聖アンナ教会のすぐ隣にも教会があります。それがベルナルディン教会です。
聖アンナ教会と同じ赤煉瓦の聖アンナ教会の一部かと思いましたが別の教会です。
これはベルナルディン教会の入り口から見た聖アンナ教会。
ベルナルディン教会の内部の様子。
こちらは天井が高くて広々としています。
ベルナルディン教会は15世紀半ばにフランシスコ教会によって創設された教会と修道院です。
17世紀の北方戦争ではモスクワ軍の攻撃によりベルナルディン教会と修道院は大きな被害を受け、その後再建。1863年の反ロシア蜂起で修道院は閉鎖に追い込まれ、さらに第2次世界大戦後のソ連時代には教会も閉鎖とここのロシアに酷い目にあってますね。まったくもう・・・。
木造の祭壇。
そしてベルナルディン教会の見どころがこの16世紀頃のフレスコ画。
3枚目の結構薄くなってますがキリストの受難を描いています。これは凄いしでかくて迫力があります。
そしてベルナルディン教会のパイプオルガン。これはいい音出しそうですね。（完全な素人目線ですが）
縦写真じゃないと全形が入らない聖アンナ教会。
あのナポレオンがロシアに攻め上がる途中にヴィリニュスに入城した際に「わが手に収めてフランスに持ち帰りたい」と言わせた程の教会。
ナポレオンの気持ちわかるわ〜。ヴィリニュスで絶対お勧めのスポットです。
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