●2日目 2011年8月1日（月） 夕方（ギリシャ日付）
ボロス島から約1時間掛けてエーゲ海1日クルーズ最後の島、エギナ島に到着。エギナ島は、サロニコス諸島で最も人口が多い1万3600人もいます。
古代のエギナ島には独立都市国家があり、アテネとはライバル関係で1827〜29年の独立戦争の間には臨時政府が置かれたこともある結構重要な島です。
この島では船内でオプショナルツアーを申し込んだので、さっそくバスに乗り込みます。日本人の貸切でガイドは船にいた日本人スタッフの方です。ちなみに中国人も専用バスで後から着いて来てました。
港を離れバスで約25分のところにあるアフェア神殿。
紀元前6世紀末から5世紀に建てられたアルカイック時代後期の神殿。
32本あった石柱は現在24本あり、ギリシャの神殿ではかなり保存状態の良い神殿。この島でとれた石灰岩で造られています。
神殿からの島の眺め。ギリシャの島は高配な地形が多いです。
そんなに大きくないですがまだパルテノン神殿を見ていないので、初めてのいかにもギリシャという神殿を見て感動。こんな島の山の上にぽつんと残っているのがなんとも哀愁を感じます。
ガイドさんの話では、このアフェア神殿とポセイドン神殿とパルテノン神殿の3つの神殿は正三角形で結ばれている位置関係にあるとのこと！
そんな紀元前の時代に一体どうやって・・・。アフェア神殿なんて島にあるのに。やっぱ古代人ぱねぇです。
アフェア神殿の近くにある土産屋の名物、ピスタチオのアイス。
実はこの時点で「ピスタチオって聞いたことあるけど何なの？」とピスタチオが何か知らずにガイドさんの勧めで思わず買ってしまいました。
このピスタチオグリーンも「何この色？」と思いましたが、美味しかったです。流石はこの島の特産品。
でも、ポロス島でもアイスを食べているので、そこで食べてなければより美味しく頂けたかなぁと。流石に続けてアイスは飽きてきます。
次に訪れたのがギリシャ正教会の聖ネクタリオス修道院。短パンだったので入れないかと思いましたが、ここは駐車場から外観を眺めるだけでした。
バスから降りてちょっと写真撮るだけでしたが、すかさずピスタチオ売りが寄ってきました。
正直殆ど人が来なさそうなのに、よくこんなとこで待ってますね。近くにお住まいなんでしょうか？
当然誰も買いませんでした。
その次はピスタチオ農家へ。まぁ、オプショナルツアーによくある土産屋です。
ウェルカムドリンクのオレンジジュースと、色んな種類のピスタチオやナッツが試食できます。
美味しかったですし、せっかくの特産品なので2袋購入しました。後で調べたら結構栄養あるようで。ただ手で剥くのがめんどいです。
この後は港に戻り、海外沿いを歩いて船に戻りました。ガイドさんのお話も結構面白くて参加してよかったと思います。
海岸沿いを歩いてると船上でフルーツを売っています。船での移動販売というのが島って感じします。
3つの島巡りが完了したのでピレウスに戻ります。
帰りの船内では、伝統的なグリークダンスショーが行われました。
また軽快なテンポのギリシャ音楽。
2人のダンサーが色んなダンスを披露。途中よく分からん歌謡ショーみたいなものありましたけど。
ちなみに鑑賞していたのは、ほぼ日本人と中国人ばかりで欧米人は屋上デッキにいました。
そんな人数もいないので、ダンスに巻き込まれないがビクビクしてました。別段つまらんものでもなかったんですが、タイミングを見計らって途中で抜けました。
そんな訳でそんな盛り上がってなかったグリークダンスショーですが、まぁこんな日もありますよ。
帰りの船内はみんなだらーんとしています。ほぼ船に乗ってばっかでちょっと島を散策するだけなんですが、思った以上に疲れます。
船に乗るのって結構体力消耗するんですねー。正直昼過ぎくらいからエーゲ海の景色に飽きてきましたし。こんなんじゃ世界一周の船旅とか無理ですわ。
ピレウスの街並み。何気にここも白で統一されています。
入れ違いでピレウスから出港した船。海上で船から見るとよりでかいってのが分かります。
そして19：30にピレウス港に到着。最後はサックスによる「蛍の光」でお別れです。日本人のガイドさんも一緒に降りて自家用車で帰っていきました。
行きと同じようにバスでホテルまで送迎してもらい、風呂に入って寝ました。もちろん日焼けですげーしみましたとよ、ギリシャ滞在中ずっとね。
エーゲ海は綺麗な海でそれなりに楽しめましたが、リゾート気分よりギリシャの歴史を味わいたいならデルフィやメテオラのツアーに行くのをお勧めします。海をずーと眺めてるのも半日くらいでいいかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
私も一度行ってみたいです。
ギリシャよいですよー。是非行っていただきたいですが、安心して行けるのはいつになることやら・・・。