独裁者と小さな孫 (原題: THE PRESIDENT ) 533本目 2015-37
上映時間 1時間59分
監督 モフセン・マフマルバフ
出演 ミシャ・ゴミアシュヴィリ、ダチ・オルウェラシュヴィリ
会場 新宿武蔵野館
詳細 Yahoo!映画参照

【あらすじ】
 ある独裁者の大統領が治める国である日クーデターがおき、大統領は小さな孫と命を狙われる危険な逃亡生活をするドラマ映画。

【評価 8点(10点満点)】
 思った程衝撃映像もなくとても重く感じるような内容ではなかったが、実際にこんな国があるのだと思うと日本に生まれて本当に良かったと思える作品。やはり復讐はダメです。

 内容的にはもっと残虐シーンがあるのかなと思いましたが、その辺は映像としては出てこないので気分が害されるようなことなく見れてよかったです。

 まぁ映してないだけで胸が痛むうようなことは起こってましたけどね・・・。花嫁のところや服役中に新しい旦那がいたとこはきつい・・・。


 それにしても大統領もうまいこと逃亡しますね。しかもギター弾けたり、バスを運転できたり、変装もできたりと色んなスキル持ってるじゃないですか。自分のお尻を拭いたことすらないはずなのに、独裁の大統領のくせして色々出来すぎです。流石に案山子にマネはばれると思いますけど・・・。

 フセインとか某北の国の人とか絶対こんな逃亡できないでしょー。

 なによりなんだかんだで孫をちゃんと世話してると、この人本当に非道な独裁者なの?って思っちゃいます。普通に孫をかわいがるやさしいおじいちゃんじゃないですか。歩けないケガ人もおんぶして服まであげるとか独裁者にはできないでしょ。

 あまり具体的に酷いところを見れてないのでなんか無事に逃げ延びてくれーって思っちゃいましたよ。孫の存在もありますしね。

 あの孫、大人からしたらあの我儘っぷりは腹立ちますけど、子供だから仕方ないですよね。そんな感じな役を演じた子役は凄いです。


 衝撃の結末なんてキャッチコピーなもんだから最後に捕まっちゃった時に孫が殺されちゃうんのかって思いましたがそうじゃなくて良かったです。

 復讐はダメだ、憎しみの連鎖はたたなければならないと体を張る人間がいるということがこの国の救いがあるところかと思います。

 ただそれが理解できる人間が少ないから世界で戦争がなくならないんですよね。どうしたらみなが理解できるようになるのだろうか。


クリックしてくれると幸いです。







孫
大泉逸郎
テイチクエンタテインメント
1999-04-21