冷たい熱帯魚
冷たい熱帯魚 346本目 2011-06
上映時間 2時間26分
監督 園子温
出演 吹越満(社本信行) 、 でんでん(村田幸雄)
    黒沢あすか(村田愛子) 、 神楽坂恵(社本妙子)
    梶原ひかり(社本美津子) 、 渡辺哲(筒井高康)
会場 テアトル新宿


【あらすじ】
 熱帯魚屋を経営する社本が、ひょんなことから同業者である村田に助けられる。その後も村田の世話になるが、徐々に村田の本性を知ることになり、恐ろしい事態に巻き込まれてしまう。 


【評価 6点(10点満点)】
 思ったほどバイオレンスじゃなくちょっとバイオレンス。人間の怖さを見せつけられました。


【ネタバレ感想】
 これまでこの手のグロ系映画はあんま見てなかったんですが、今年は無難な大作よりこういった単館系を優先して見ようということで。

 ヴェネチア映画祭出展でなにかと話題で、映画館も休日の初回からもほぼ満員でした。


 観る前は強烈な描写に耐えられるかなちと心配だったんですが、意外と耐えられました。とゆうか思ったほどグロくはなかったかなーと拍子抜けだったり。エロに関しても・・・。

 確かに人間解体シーンとかありますけど、あそこまで細切れにしちゃうとねー。別に唐揚げも食えなくなったりしません。

 それともグロに対する耐性が十分付いている?私はどちらかといえば事あるごとに暴力を振るう村田のシーンがちょっと嫌な気分になりました。


 でも、なんだかんだで長時間の上映も気になりませんでしたが、結局殺し合ってみんな死んじゃうってのはそれほど衝撃的でないかなー。


 結末は主人公もぷっつんしちゃってバッドエンド。このストーリーでどうすりゃハッピーで追われるか分かりませんが、まぁ後味悪いですね。どうもこの手の映画は合わないかなーと。今年もう一本園子監督の作品が公開されるようですが、見ないでしょうね。

 何気に笑える部分があるのも意外でした。1番笑ったのは「ちょっと痛い」です。


 見てて一番思ったのが、人間って恐ろしい生き物だなーと。金の為に平気で人間を透明にしてしまう人が、平然と一般社会で暮らしているのが怖すぎです。

 なによりこれが実際に起きた事件をもとにつくられたということで、事件について見てみるとより恐ろしさを感じました。

 18年前なんで普通に記憶にないですが(オウム事件はありますけど)、人間はここまでイカレることができてしまう生き物なんだなぁと。そんな村田を演じたでんでんさんは凄いですが、ちょっと人のいいおっさんを信用できなくなりましたな。


ポッチットナ