小池徹平
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 292本目 2009-52
上映時間 1時間41分
監督 佐藤祐市
出演 小池徹平 マイコ 池田鉄洋 品川祐 森本レオ 田辺誠一
会場 シネクイント


評価 6点(10点満点)

 内容はともかく、SEの実態を世間の方々知って欲しいのでなるべく多くの人に見てもらいたいかも。まぁ、SEに限らず厳しい仕事は多々あると思います。楽な仕事など無い、会社は理不尽なことが多いということです。

 特に政府の方に見てもらって、労働基準法を人が死なない厳格な法にしていただきたいんですけど・・・、無理かー。


ポッチットナ
 同じSEとしては是非見ておかなければと見に行きました。小池徹平さん効果なのか、カップルの多さに驚きです。2ちゃん発信の話だから、「電車男」のようなのと思ったんでしょうかね?


 内容に関しては、映画化の発表する前からWebマンガで読んでいたのでそれなりに知ってました。まだ連載中で映画公開にあわせて非公開中(来年から更新再開)なんで、ラストは知りませんでしたけど。面白いので是非ご覧あれ。



 思ったほど過酷描写がなかったような印象でした。いや、リーダーと井出の存在でかなり最悪なんですが、なんというかマ男が作業面ではあまり苦労してないような。作業量も許容範囲を越えて徹夜してますけど、それでも仕事自体はできている。


 学生の頃から趣味でプログラムを組んでない限り、普通の新人はプログラム言語研修を3ヶ月くらい受けないとプログラムなんて組めません。(実際研修と現場でも違いはあるので、結局組めませんけど・・・)

 なのにマ男は、入社初日からできてるじゃありませんか。普通なら1%も進捗率は進まないんですけどねー。そう考えると、マ男はかなり優秀なのではないかと。学歴、学歴いーますけど、よく「学校で学んだことは社会では役に立たない」って言うじゃないですか。


 最近ハガレンで有名な荒川弘先生の「百姓貴族」というエッセイを読んで、荒川父から素晴らしいお言葉を頂きました。「高校、大学なんてのは、義務教育で学が足りなかったバカが行く所だ。」なかなか、納得させられる言葉です。


 大学なんて少子化で、最早学費さえあれば行ける場所。学歴なんていわず、大学に行かずに働こうとする姿勢を褒め称えるべきだと思います。大人にもなってないの社会人としての性質が備わっているなんて素晴らしいと。(一応私は大卒です)



 でもまぁ、マ男はニートなんで仕方なしです。


 しかし、ブラックでなくともSEには毎日終電、徹夜、休日出勤は、リリース間近だと普通にありえることなんですよ。システムに異常が発生すれば、即時対応しないと大損害になりますから夜中だろうが呼び出されます。


 幸い私は運がいいのか、そういった経験は殆どしてませんが、人によっては参加するプロジェクトで毎回手取りの倍を稼ぐ勤務状況になっちゃってます。そんな状況にも耐えられる人は尊敬、いや崇拝しますね。私は死ねる自信がありますんで。



 ラストなんですが、よくよく思い返してみると実はハッピーエンドのようでいて、ハッピーエンドではないですよね。1つのプロジェクトが一段落しただけで、多少人間関係は良好な感じになりましたが、この後神こと藤田さんは抜けますし、女性も派遣だからずっといるわけじゃないので、むしろ今後の方が地獄のような気がしてなりません。


 なにより社長がね・・・、諸悪の根源ですから。レオ社長の腹黒さ、なんと恐ろしいことか・・・。


 それでも会社として保ってられるってことは、システムの品質が素晴らしいんでしょう。いわゆる物造りの商売ですから、良い物を作ればまた仕事が来ます。技術的には凄い会社なんでしょうねー。