スティーヴ・“リップス”・クドロー
アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 287本目 2009-47
上映時間 1時間21分
監督 サーシャ・ガヴァシ
出演 スティーヴ・“リップス”・クドロー ロブ・ライナー ラーズ・ウルリッヒ レミー スラッシュ トム・アラヤ スコット・イアン
会場 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ


評価 7点(10点満点)

 マイケル・ムーア、ダスティン・ホフマン、クラウザーさん、キアヌ大絶賛。最近音楽映画で話題なのが「THIS IS IT」ですが、メタラーが見るのはこちらです。恐らくそちらを見る人は、知りもしないでしょうが、メタリカ、スレイヤーなどに影響を与えたが、30年間ぱっとしないカナダのヘヴィメタルバンド、アンヴィルの壮絶な人生を描いたドキュメンタリー。


 ヨーロッパツアーを開催しても、観客が10人程度だったり、移動の列車の席が取れなかったり、アルバムを作成しようにも金がなく、作成してもレコード会社と契約できず、給食センターで働くといった、売れないバンドの現実を目の当たりにさせられる映画。ツアーの模様は、正にアイアンメイデンの逆「Flight 666」です。


 それでも諦めない彼らは、メタルうんぬんかんぬん特に音楽関係の方にお勧めしたいです。バンドをするということは、これほどの覚悟が必要なんだと思いしらされます。



ポッチットナ

 
 一応メタラーなんですが、この映画の存在を知るまで、アンヴィルというバンドは知りませんでした。ラウパ06行ってるんですけど、知りませんでした。2番目とかなり早い出番じゃ、まだ幕張すら行ってませんよ。

 今年のラウパに出演してることは知っていたので、最後のラウパ出演シーンは、今年の?と思ってしまいました。



 いやでも、30年売れないのに続けるってのは並大抵のことじゃないですよ。むしろ30年売れ続けるよりも大変なのでは?と一瞬思ったり。

 まぁ、長く続ければ続けるほど、止め時を失ってしまいますからね。ここまで来たら、もう死ぬまで行くしかないでしょう。

 
 夢を諦めない。言ってる事は素晴らしいですが、やはり現実は厳しいようで・・・。その貫く姿勢は尊敬しますが、見習いたくはないです。


 ヨーロッパツアーは、笑っちゃいけないんですが、あの観客の少なさにはもう笑うしかないですよ。椅子に座ってヘドバンって、立ってやれよ!

 あと、押し売り電話という商売がカナダで成り立ってるのには驚きです。なんで立って電話してるんだが。

 

 正直ここまで売れなかったら、どう考えても売れるようになるとは思えないんですけどね。曲も古臭い印象でしたし。でも、最近は80Sメタルというジャンルが人気で、スティール・パンサーが売れてますからね。ようやく時代が追いついて来た?んですかね。売れてるか知りませんが。


 ただ、こちとらアンヴィル初心者なもんで、もうちっとアンヴィルについての説明とか欲しかったです。最初にラーズやアラヤさん、スラッシュのインタビューがあってそれだけで凄いバンドであることは分かるんですが、なんで売れないのかとかの解析とかあってもよかったかと。



 この映画はハッピーエンドになるのか、と少々不安になりましたが、見事ラウパ06で大勢のファンの前でライブを行い、大盛り上がり。アンヴィルを求めているファンはちゃんとおりました。

 最後が日本ってのが、なんか嬉しいですね。ラウパ06に関しての感想が無かったのが残念でしたが。


 応援したくはなりますが、いかんせん曲が好みじゃないんでねー。まぁ、売れることを祈ります。