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どちらが勝つか?
 日本にフットボールが伝わって75周年ということで行われたノートルダム・ジャパン・ボウルを観戦しに東京ドームに行ってきました。


 カレッジフットボールの代名詞と言われるノートルダム大学のOB「アイリッシュ・レジェンズ」と日本代表の対戦です。少年ジャンプで連載していた「アイシールド21」にも登場したあの大学です。映画「ルディ」にでてきたあの大学です。



 ノートルダム大学は、全米優勝11回の最多記録を保持し(つっても1988年以降優勝してませんが・・・)、NBCテレビがホームゲームを独占中継という破格の契約をするという物凄いフットボール名門校。


 卒業生で有名なのが、QBジョー・モンナタ、WRティム・ブラウン、RBリッキー・ワターズ、RBジェローム・ベティス。
 
 現役だとシーホークスのRBジュリアス・ジョーンズ、ジャイアンツのDEジャスティン・タック、ドルフィンズのTEアンソニー・ファサーノ、ブラウンズのQBブレイディ・クインあたりです。

 
 といっても、現役大学生は、NCAA(全米大学体育協会)の規定により対外試合禁止とのことで、卒業生と対戦します。

 卒業生といっても様々で、最近卒業したプレイヤーもいれば、40代やら50代なんてプレイヤーもいます。まぁ、NFLでも40代のプレイヤーはQBやキッカーなどで結構いますが、最年長が52歳のWRって凄すぎる・・・。


ルー・ホルツ インタビュー
 そして、この様々な年代をまとめるのが、カレッジフットボールの伝説的HCルー・ホルツ。ノートルダム大学で100勝をあげ、1988年に全米チャンピオンに導き、ティム・ブラウンを育てたHC。ノートルダム以外にも様々な大学を強豪校にし、カレッジフットボールの殿堂入りも果たしている。

 何気に、1976年にジェッツのHCもやってましたが、3勝10敗と途中で辞任してます。


 そんな彼がHCになるということで、是非彼のもとでプレーしたいと多くのOBが集まったそうです。大学のHCは教育者ということもあり、かなり尊敬されているようです。



 とまぁ、あまり詳しくないカレッジフットボールの前置きはこれくらいにして、ゲームの感想の前にこの大会への不満を少し。


 なんといっても、ジョー・モンタナ来日中止ですよね。プレーはしないにしろ、もう彼が来るからチケットを発売日に即購入したのに・・・。モンタナが来ないことにより、楽しみが半減したといっても過言じゃないっすよー。流石にモンタナに会えるパーティーに参加できるVIPチケットの払い戻しはありましたがねー。

 このせいで大分観客が減るのでは、とか思ったり。


 2つ目は、チケットや大会HPに開場時刻が書いてない。キックオフ16:00と書いてあるんですが、開場時刻がどこを見ても載ってません。東京ドームのHPで14:00だと分かりましたが、16:00から開場と勘違いした人もいたんではないかと思ったり。

 流石にドーム規模なら1時間前に行けば開場してると思いますが、それでもちゃんと報知してくれないとねー。こちらとしては、ゲーム前の練習とかも見たいわけですし、早めに行って開場してなくて待たされるなんて嫌じゃないですか。



 3つ目は、ゴールデンチケットはレジェンズの練習が見学できるとのことで発売されましたが、そんなの一切なかったんですけど・・・。

 大会前日のぴあページにもちゃんと書いてあったんですよ。1万2000円もするゴールデンチケットを購入したのは、その練習見学でモンタナを間近で見れるのでは!(2005年のNFL TOKYOがそんな感じだったから)と思ったから購入したんですが、蓋を開ければ何もなし・・・。これって詐欺では・・・?


 あとは、レジェンズのプレーヤーも情報がもっと欲しかったなーと。公式ブログも、英語分しかのってないのとかあったり。なんで日本語に訳してないの?



 ゴールデンチケット席の眺め

 とまぁ、不満はこのくらいにして。ドームには、1時間ちょい前に到着。相変わらず、入場ゲートまでまわるのがだるいですが、比較的駅方向から近くて良かったです。


 ちなみに、ゴールデンチケットはノートルダム限定グッズが貰えるとのことで、入場の際にパンフとノートルダムのロゴのついたカップ、それとキーホルダーを頂きました。

 でも、てっきりゴールデンチケット購入者のみ貰えるものだと思ってましたが、普通に売店で売ってましたとさ・・・。キーホルダーの値段は見忘れましたが、2000円で全部買えますやん・・・。

 プレーヤーのサイン入りまでは求めませんが、ゴールデンチケット限定グッズが欲しかった・・・。あえて違うとこを言うと、売店だとマツキヨみたいな黄色いレジ袋に入れられるんですが、こちらはノートルダムブックストアーって書いてある袋にグッズが入ってます。正直どうでもいいです。



 しかし、流石はバルコニー席。スタンド席のような硬い椅子ではなく、映画館に近いふかふかした椅子でした。あとテーブル付き。この辺は良かった点です。

 ちなみに、アイリッシュ・レジェンズ応援側の席です。やっぱ本場のプレーで盛り上がりたいんでー。



練習するレジェンズ

体付きは最早プロと変わりませんね

 フィールドを見るとすでに練習が始まってました。1階のネットまで行けちゃったので、そこで暫く見学。つっても、予習を全然してないので、誰一人として分かりません。でも、やはり体格の凄さには驚かされました。腕太っ!


 その後は、パンフを読んでキックオフを待ちます。

 キックオフの時間が近づき、いよいよプレイヤーの入場です。

ジャパン入場


 先にホームであるジャパンが入場。

アイリッシュ・レジェンズ入場


 普通ビジターチームが先に入場するもんなんですが、ジャパンの後にアイリッシュ・レジェンズが入場。その入場なんですが、扱いが酷いというか、チアリーダーは下がってしまうわ、なんかアナウンスのタイミングが合ってなくて、なんかグダグダ・・・。盛り上がりどころである入場シーンは、しっかりやって欲しいものです。



 選手入場が終わると、いつもの国家斉唱。

 
ムンダズ・モリス

 アメリカ国歌は、スティービー・ワンダーの息子、ムンダズ・モリスが斉唱。なんとなく親と似てますね。サングラスあたりが。


大友康平

 日本国歌は、ハウンドドッグの大友康平さんが斉唱。真っ白ないでたちで、ロックの欠片も感じられない大人しさっぷりでした。彼がフットボールになんの関連があるかは全く分かりませんでした。




 国歌斉唱が終われば、コイントス。ジャパンのオフェンスからゲームが開始です。





ジャパンのオフェンス

 日本のフットボールは、興味ないっつーか、そちらに目を向けてる余裕が見てないんで、殆どプレイヤーを知りません。唯一知ってるのが今最もNFLに近い日本人プレーヤー、木下選手。日本のオフェンスの時は、木下選手を見てました。


アイリッシュのオフェンス

 かといって、アイリッシュ・レジェンズの方も、全く知らないんですけどね。一応オフェンスで目に付くQB、RB、WRをパンフで確認。

 QBは、トニー・ライスという1988年に全米チャンピオンになったプレーヤーです。でも、41歳。大丈夫か?




ゲームオーバー

Notre Dame 0 10 9 0 19
Japan 3 0 0 0 3



 ジャパンは序盤から結構パスオフェンスが決まって、敵陣まで進みます。しかし、TDまでには至らず、FGで先制。結構痛恨のキャッチミスがあったりとか。


 一方アイリッシュ・レジェンズは、序盤はまだ体が暖まっていないのか、攻めあぐねます。

 2Qに入り、レジェンズがFGでまず同点。そして、いよいよ本領発揮というか、RBビッカーズが77ヤードランで、エンドゾーン目前まで。つか、TDっぽかったんですけどねー。



 そして最後はライスのQBスニークでTD!あっさり逆転して前半を終了。




 後半は、もうレジェンズの独断というか、エンドゾーンギリギリのナイスパントを決め、その後にQBサックでセーフティ!

 さらには、インターセプトでまたもエンドゾーン目前までリターンし、ビッカーズがあっさりTDランと、ジャパンが全く歯が立ちません。


互いを称えあいます
 それとジャパンは、負傷者がやたら多かった。フットボールで負傷者なんて当たり前のことなんですが、今回は1Qごとに3、4人は出てるではないかと思うくらい。中にはなかなか起き上がらず担架で運ばれるプレーヤーも何人かいました。


 やはり、本場エリートたちのタックルは強烈なんだと認識しました。2年前のW杯で、アメリカチーム相手にOTの末敗れて、「次は勝てるんじゃないか」とか思ったりもしましたが、アメリカの日本のレベルの差はまだまだ遠いと改めて認識させられました。

 現役のプレーヤーでもなく、さらには年配のプレーヤーもいるこのチームに完敗とあってはね・・・。W杯の時のチームより、さらに強いってどんだけノートルダムのレベルは凄いんだか。

 これが、現役カレッジプレーヤー、さらにはプロともなると、100点ゲームとかになっちゃうんじゃないでしょうか?ハイスクールの名門校にも勝てるかどうか・・・。「アイシールド21」のような展開になるのは、何十年後になることやら。


 
 意外だったのは、レジェンズのパスオフェンスが全く決まらなかったこと。年齢のこともあり、パス主体で攻めると思ったんですけどね。まぁ、コンビネーションなどきっちり練習しないと難しいと思いますが、結局ライスは1本もパスが決まりませんでしたよ。ロングランも良かったですが、やはりロングパス&スーパーキャッチも見たかったです。


 
 
指示するルー

 この写真ではないんですが、ジャッジの判定に怒るルーに対して、レジェンズファンは大盛り上がりでした。


 RBジェイ・ビッカーズ(31)

 MVPは、145Yのランのビッカーズと納得の受賞。77Yのランはマジ凄かった。

喜びのアイリッシュ面々


喜びのアイリッシュ面々2


喜びのアイリッシュ面々3


 ゲーム終了後は、ファンにサインしたりとファンサービスをしっかりやるレジェンズ。ルー・ホルツは、バナナを頬張りながらすぐ退場しちゃいました。至近距離でルーを撮れず残念。アメリカのファンがしきりに「ルー、ルー」言うのが、面白かった。日本でルーっていえば大柴ですからね。


 
 なかなか楽しめたノートルダム・ジャパン・ボウルでしたが、観客はというと、ちょっと寂しい感じでしたね。アメリカであれば確実にソールドアウトになるボウルゲームなんですが、日本ではNFLチームでない限り、ドームを埋め尽くすのは難しいですねー。ジャパンのファンに比べるとレジェンズファンの数は少なかったでうが、熱狂っプリは負けてませんでした。流石です。


  最後に、プレーが終わる度に、いちいち音楽を挟むのはいらんと思いました。


 久々にフットボールを見て、フットボール熱が湧き上がってきました。気付けば、もうあと1ヶ月ちょいでNFL開幕ですからね!そろそろ色々情報を仕入れとかないと!


 この手のボウルゲームは今後もやって欲しいですね。やはりプロだと現地で見るしかない現状、アメリカの本物のフットボールを体感するには、この手しかないと思うんですよ。ケガがつきもののスポーツで、現役学生プレーヤーやプロがシーズンに関係ないゲームで本気を出せってのも無理な話。

 となると、今回のようなプロではないけど、名門大学のプレー経験があって、なかにはちょこっとプロでやってたというプレーヤーが最適ですね。できれば、引退したスーパースターがプレーするのであれば最高です。


 たった1プレーだけでもいいんです。モンタナのブラウンが1プレーだけでも出るってなってればかなりの集客効果はあったはず。それとせっかくブラウンがいるのだから、ブラウンにパスを投げれるイベントがあっても良かった思います。FGチャレンジのイベントがありましたが、もっとプレイヤーと触れ合えるイベントがあっても良かったと思います。


 別にノートルダム大卒業生じゃなくてもいいんです。マイアミ大とかでもいいですし、スーパースタープレイヤーが1人でも来ればいいと思うんですよ。それだけで宣伝効果は違いますし、日本でのフットボール普及にも繋がります。


 NFL TOKYOが一向に開催される気配がない今、是非今後もこのようなボウルゲーム開催を希望します。

ポッチットナ