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d27cb2b6.jpgノーカントリー 203本目 2008-9
上映時間 2時間2分
監督 コーエン兄弟
出演 トミー・リー・ジョーンズ ハビエル・バルデム ジョシュ・ブローリン
評価 7点(10点満点)
会場 渋東シネタワー


 今年のアカデミー作品賞受賞作。これは映画ファンとしては見ないといけませんね。


 初っ端からハビエルの怖さ全開でした。BGMがないのが、より臨場感があって恐怖感が増しました。

 とりあえず大金持ち逃げする場合は、まず中身を見て発信機がないことを確認すべきですね。

アントン・シガー
 イマイチ感想が書き難い作品でした。コーエン兄弟の作品もそんなに見たことないですし。

 やはりアカデミー賞を獲ったということで、当然期待が膨らみますが、鑑賞後は「これが作品賞?」てな感じでした。まだ、ノミネート作品は見てないんでなんとも言えませんが。


 でも、去年の「ディーパーテッド」よりは、なんかアカデミー作品賞っぽいかなと。



 ハビエル・バルデムは、今回初めて知った俳優なんですが、かなり良いですね。流石助演男優賞です。第一印象がこれなんで、あのおかっぱ頭は一生取れませんね。

 一番怖かったのは、最初に警察を絞殺するシーンです。あの笑顔はヤバイです。ちょっとバナナマンの日村さんに似てたかな?

 今まで見た殺人鬼の中でも、断トツというか。一見理性や一般常識のありそうな感じなのに、平気で殺人できるあたりが怖いですね。猟奇的さでいえば、ハンニバルの方が恐ろしいですが、話が通じそうで、一切通じない。こちらは靴の汚れを気にしたり、撃たれた弾を抜く時も、ちゃんとビニールシート敷いて汚さないようにしてたり。

 
 武器も斬新ですね。持ち歩きにくそうで、普通にショットガンとかでいいじゃん、とも思うんですが。家畜を殺すようの武器だから、持ち歩いても逮捕されないんでしょかね?

 しかし、うまいことどのドアもあの鍵ですね。カードキーってまだない時代なんでしょうか?
 

 一番非道だと思ったのは、車が壊れた時に助けてくれた鶏のおじさんを殺したことですね。ただ治してもらえば良かったのに・・・。


 意外だったのは、薬を取得方法。車を爆破して注意をそらして盗るとは!普通に?店員を殺してゲットしないんですね。


 
 トミー・リー・ジョーンズは、そんなに出番があったわけじゃないですが、いい味だしてました。メン・イン・ブラック以降の出演作を見てなかったので、すっかりBOSSの印象が強くなってしまいましたが、やはりハリウッド俳優ですね。


 BOSS風にいうと、「この星の人間は恐ろしい・・・」
ポッチットナ
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