15576081.jpg硫黄島からの手紙 150本目
上映時間 2時間21分
監督 クリント・イーストウッド
出演 渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 松崎悠希 中村獅童
評価 8点(10点満点)
会場 渋谷ピカデリー


 今年最後の映画鑑賞です。昨年のラスト鑑賞作品は「男たちの大和」でした。2年連続で戦争もので、しかも日本敗戦映画ではありませんか!どちらも良い作品なんですけど、来年はなるべく違ってて欲しいです。

 この映画は、やはり「父親たちの星条旗」とあわせて一本映画ですね。
 イーストウッドは本当凄いです。見事にどちらに偏ることなく、両視点で表現しました。

 考えて見ると、敗戦する映画ってあまり見たことないです。「男たちの大和」は当てはまりますけど、何人かは生き残り完全敗北という感じではありませんでしたからね。これは二ノ宮さんが生き残りましたけど、もうほぼ全滅じゃないですか。


 謙さんは流石でしたが、二ノ宮さんが評判通りの素晴らしさでした。これまで出演作品を見たことがなかったので、世間の評判であるアカデミーには?と疑問視してましたが、評判通り良かったです。


 どちらかというと出来の悪い兵士で、文句ばかり言う口だけキャラなんですが、全く憎たらしくない。多分、現代の若者がみんな思うことを代弁してくれているからですね。まぁ、今の日本に愛国心なんてものは欠片もありませんが、あの愛国精神はやはり異常だと感じます。

 
 中村さんはあの騒動があったのも関係してますが、今回はちょっと・・・な役でしたね。何かやりそうな役だと思ったんですけど、あてが外れました。
 それと、二宮さんとつるんでた兵士が結構好きです。あーゆー寛大な性格は兵士が上官であるべきだと思います。


 これまでの戦争映画の中で、最も衝撃なシーンがありました。手榴弾による自害ですね。なんでわざわざグロい死に方をするやら。あれは、銃を脳天にぶち込むときと同様に、すぐに死ねるんですかね?上官はちゃっかり銃で自害するし。