それぼくそれでもボクはやっていない 146本目
上映時間 2時間23分
監督 周防正行
出演 加瀬亮 瀬戸朝香 山本耕史 もたいまさこ 役所広司
評価 7点(10点満点)
会場 東商ホール(試写会 134回目)

簡単(テキトー)あらすじ
電車の中で痴漢に間違えられ、それからなんだかんだでラブストーリーになる「痴漢男」と内容は全く違い、どうかしている日本の裁判の実態を周防監督が真面目に暴くお話。


 とりあえず裁判は起こしたくないと感じました。


 上映前に周防監督の舞台挨拶がありました。監督の作品は知っていますが、見たことないので、特に喜びはないです。しかし、かなり久しぶりの作品ですね。この映画も取材に3年ほどかけたとか。

 この作品をきっかけに裁判に興味を持ち、すっかり傍聴オタクになりつつある監督。この作品がヒットしようがしまいが、次回作も裁判ものをつくるそうで。
 これまで結構裁判ものの映画を見てきたけど、これほど裏側を描いた作品は見たことないですね。まさか痴漢にも証拠があるなんてねー。本当に最後まで裁判を経験したように長く感じました。決して悪い意味ではないですよ。


 面白いうんぬん、やはり日本の裁判はどうかしていることを認識しました。いや、面白かったんですけどね。あんなんなら冤罪でも、「やりました」と言いたくなりますよ。簡単な罰金だけで、拘留されることもないし、200万円もの保釈金も払わなくて済みますし。まぁ、簡単な罰金ですむのかも怪しいもんですけど。


 痴漢での有罪率99.9%ってなんじゃそりゃ!裁判になってしまった時点で負けかよ。裁判官や警察はちゃんと間違いを認めて欲しいですね。そんなどうでもいいプライドの為に、1人の人生を台無しするなんて・・・。


 裁判官だけでなく、警察や駅員にも問題ありますね。最近電車の遅れが問題になっている鉄道会社ですが、痴漢事件に対してもしっかり対応すべきですね。


 瀬戸さんはすっかり、弁護士役が板につきましたね。設定では新米らしいですけど、「離婚弁護士」でのイメージのせいか役所さんより、やり手な感じがしました。加瀬さんも、演技もよかったです。


 満員電車では抵抗するのが無意味なので、結構周りに身を任せていましたが、気をつけようと思いました。