9d62e545.jpgキングダム・オブ・ヘブン 33本目
上映時間 2時間23分
監督 リドリー・スコット
出演 オーランド・ブルーム エヴァ・グリーン リーアム・ニーソン
評価 5点(10点満点)
会場 九段会館(試写会 67回目)


 Yahooにて特集

 先日九段会館で見てきた。だが、なんとまだ字幕も完璧でなく、エンドロールが途中で切れるという未完成状態。こんなの試写会でしか体験できないと思うけど、嫌だ。私はエンドロールも作品の一部なので見る派なんです。

 オーリー初主演と思いきや、「チャンピオン 明日へのタイトルマッチ」という日本未公開作品がある。ちょっと見てみたい。
 
 4つの誓いは素晴らしい!

 ・恐れず、敵に立ち向かえ
 ・勇気を示せ
 ・死を恐れず、真実を語れ
 ・弱者を守り、正義に生きよ
 そろそろこの手の歴史スペクタクルモノはいいなって感じですかな。トロイ、キングアーサー、アラモ、アレクサンダーと何気に多い。歴史物は好きですが、時間上全て事実というのも難しいし、終盤大勢でひたすらバトルって展開は飽きました。

 なかなかロード・オブ・ザ・リングを越える壮大なバトルシーンは出ないだろう。無駄に人数増やせばいいってもんでもないし。これは迫るものはあったが、何か物足りない感があった。


 オーランドが矢を打たなかったから?違う。オーランドの役は実力はあるが、飛びぬけて強いというわけではないし、初主演なのかまだカリスマ的な役が出来ていない感じがした。あとやっぱ髭剃って欲しい。あとなんでオーリーなの?

 やはり無宗教の私にはキリスト教とイスラム教のエルサレムをめぐる争いは理解が難しいと思う。バトルシーンを見せる映画じゃなくそこのなんたるかを言いたい映画なのでは。全国で勃発している、宗教や民族の争いが無意味なものといいたいのか。


 最後大勢のイスラム軍に必死に抵抗するが、交渉しエルサレムを明け渡し、全員生き延びる。武士道とは死ぬことと見つけたり。だが、時には生き残るのが大事だ。

 王の素顔はグロイので注意!
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